「ははっ・・・なんでやろなー・・・」

あたしは今、2年間片思いしていた、錦戸という男に振られたばかり。

笑たいんやけど、笑えへんねん。

なんでやろー。

涙ばっかしかでてこーへんねん。

「うっ・・・グス・・・なんっでや・・・ねん・・・」










此処は屋上。しかも、授業中。

うちと錦戸はサボり仲間やってん。

なんか、ずっといっしょにいるうちに

好きになってたんや。

あいつが、しょーもない女好き言うのはしってる。

でもな、ほんとに彼女がいるとは思ってなかったんや。

だから、告白した。



「うちなぁ〜・・・あんたのことずっと好きやってん。」

「ほー。」

「ほーって・・・;」

「あ、俺、彼女おんねん。」

「え・・・?」

「せやから!彼女おるんや。」

「へぇ〜・・・しらんかったわぁ〜」

「ホンマ?」

「うん。だから最近あんたの女の噂聞かなくなったんや!」

「なんやねん、其れ。(笑)」

「そのまんまや。(笑)あ、うち、トイレ行ってくる!」

「おぉ。」









其の後、うちはトイレじゃなく大倉がいるだろうと思われる屋上に行った。

すると、思った通り、大倉が壁に寄りかかって寝ていた。

「なぁ〜・・・」

うちがそういうと、

「あ、やん。どうしたん?」

「え?なんでもあらへん。」

「うそやん。泣いてるで。」

大倉にそういわれ始めて気がついた。






あたし・・・泣いてる??






「なんかあったん?」

「あ〜・・・失恋。」

うちが苦笑しながら言うと、大倉は携帯をいじり始めた。

「あんた、なにやっとんねん。」

「ん??メール。」

何やねんこいつ。乙女が隣でないてるって言うのに・・・

とか心の中でキレてたら、大倉が肩にフワッと手を回した。

「なにしてんの。」

「なんもしてない。」

「しとるやん!」

どんなマイペースなやつやねん。とかおもいながらも、

目には涙が溢れてきた。

「うち、亮に彼女いるって知らんかったわ。」

「恥ずいなー、うち。」

そんな事をいろいろはなしてた。

そしたら、メールを知らせる携帯の着信音が聞こえた。

「メールちゃう?」

なーんて大倉が言うから、

「あとでみる。」

っていったら、

「いいから。はよ見てみなって!」

そう急かすから、携帯を開き、メールを見た。







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TIME:2005/11/16 10:11
FROM:大倉
SUBJECT:おーい
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ここにおるで

--------end-----------







ただ、此れだけのメールだった。

しかも、送り主は大倉。

吃驚して隣を向くと、

大倉はニコッとして、「な?」

っていった。




うちがコクリと頷くと、

大倉はまた肩に手を回してきた。

でも、今度は自分のほうに引き寄せ、そして、

「いまはいっぱい泣きぃ。後で、ずっと笑わせたるから。」

といった。

涙が出そうになるのを堪え、

「うん。ありがとう。」

といった。

そして大倉の方を見ると、

「ええねん。」

といってまたニコッと笑った。

そして、

「おやすみ。」

というと、自分の頭をうちの頭の上に乗っけてねてしまった。

「おもいっちゅーねん。でも、いっか。」

うちはさっきより大倉に寄り添ってウトウトしていた目をゆっくり閉じた。








☆★☆おまけ☆★☆

「ニシキドゥー。」

「なんやねん。」

「五月蠅い、ニシキドゥー」

「だから、何やねん、其のあだ名。」

「おまえがうちを振るからだ。」

「別にええやん。彼女居る言う立派な事実があったんやし。」

「しって・・・あんた、別れたでしょ。」

「アァ!!?あかんのか!!?」

「アー・・・フォーーーーー!!!」

「うざいねん。」

「あー、。居ったー!」

「あ、忠義。」

「なんや、お前等付合っおるんか??」

「「ええ。ニシキドゥー君のおかげで。」」

「何で俺のおかげやねん。」

「「ニシキドゥー君がうち()を振ったから。」」

「お前等俺の所為とかいうてるん?」

「「ええ。とても。」」

「・・・;」