大切な思い出
大切な仲間
ありがとう。
春・特別小説 卒業-思い出を、ありがとう。-
「あたしの仲間達ー!屋上集合ー!!!って伝言、しといて。」
「は、ハイ!」
近くにいた男子(一つ下,誰かわかんない。)に伝言を頼む。
もちろん、3年の大事な仲間には伝言済み。
「あ、ちょ、ヒロキ!タダヨシ!」
「お、やーん。」
「こんなとこで何してんの。」
「伝言。あたしの仲間達は屋上集合。」
「「マジ?」」
「マジ。じゃねー。」
「まってや、一緒に行こうやぁ。」
「そっか。」
階段降りる途中で偶然ヒロキとタダヨシに出くわす。(探す手間省けた。ラッキー)
そして、ヒロキとタダヨシと屋上に向かう。
一つ上の階に上がると、リョウとショウタに逢った。
そしてもう一つ階をあがるとヒナ、ヨコ、スバル、マルとあった。
最終的にみんなで屋上に行く。
「気持ちええなー。」(渋)
「なぁ。」(雛)
「ホンマやわー。」(横)
「屋上サイコー!」(丸)
「ホンマー。」(内)
「眠いー。」(大)
「せやなー。」(亮)
「もうすぐ卒業式始まんでぇ。」(安)
ケータイのディスプレイを見ると、始まる10分前。
「卒業式くらいはちゃんと出なきゃね。」
「せやな。」(横)
「あぁ。」(雛)
「ホンマになー。」(丸)
「…。」(渋)
最後にみんな集まって、普段どおり過ごそうと思ったのに、
みんなの少しだけ悲しそうな笑顔見ると、普段どおりに出来なかった。
「はやかったなぁ。」(雛)
「ねぇ。」
「ヤスやリョウが来た思たらウチやオオクラも来たしな。」(横)
「なぁ。吃驚したわ。」(丸)
長いようで短かった3年間。
この3年間で、どれだけの思い出が出来たのだろう。
唯、笑いあって、唯、ケンカして。
アホばっかやってたけど、普通に楽しかった。
こんな時間がいつまでも続けばいいなって。
『出会いは偶然、別れは必然』
でもやっぱり、この言葉はやっぱり当たってるんだな。
出会いの分だけ、別れはある。
どんなに惜しんでも、ダメなんだ。
前向きに、頑張らなきゃ。
頑張るからせめて、サ ヨ ナ ラ だけは云わなくてもいい?
「!卒業おめでとう!」
「有難うございます。」
式の間だけ、泣かない様に頑張ったから、終わったら、泣いてもいい?
アイツらにもう一回、笑顔で
「あたしはあんた達のことが大好きだよ。」
って。
「あたしがいなくても寂しがるなよ。(笑)」
って。
「思い出をありがとう。」
って。
「たくさんの元気をありがとう。」
って。
「真面目になれよ。」
って、云ってやってもいい??
「「「「ーーーー!!!」」」」
「なんだよーー!!!」
「今までありがとう!」(安)
「俺らがいないからって泣くんやないぞ?(笑)」(亮)
「支えてくれてありがとう。」(大)
「可愛がってくれてありがとう。(笑)」(内)
「「「「ハイ!俺らからのプレゼント」」」」
そういって渡されたのは、4輪の花と、テープだった。
「お前らー!泣かすことしてんじゃねーよ!(笑)」
あまりに嬉しくて、アイツらの頭をグシャグシャにしてやった。
「泣いてんでー、。(笑)」(横)
「ホンマや!」(雛)
「何で泣いとんねん。」(渋)
「アハハ!(笑)」(丸)
あたしを貶す卒業生の奴らの目尻にも涙が零れそうなくらい
た ま っ て た 。
「「「「先輩方、ありがとうございました!」」」」
「「「「こちらこそ、思い出をありがとう!」」」」
「最後に一つ、俳句を捧げるよ。」
「ホンマに?」(安)
「うん。
《サ ヨ ウ ナ ラ 、 其 れ は ヤ ク ソ ク 、 別 れ じ ゃ な い》
どうぞ。(笑)」
在校生4人組は溢れるほどの涙を目にため、あたしに抱きついてきた。
「ー!!!」(内)
「お前がいなくなるん悲しいわぁ、あほぉ…(涙)」(亮)
「また、逢おうな!」(大)
「遊びに来てやぁ!」(安)
「当たり前だよ。(笑)」
あたしは全員を引き剥がして
一人ひとりの涙を拭い
「パワー…注入☆(笑)」
「ほんまに元気なるわ。(苦笑)」(亮)
「かわええよっ…(涙)」(内)
パワーを注入して、「ありがとう!」そう叫んでヨコたちと後ろを振り向かずに校門を出た。
あとがき--------
たくさんの思い出を胸に卒業したみなさん。
おめでとうございます。
そして、いみぷーさんですいません。【おーい!!!@ヒナ